アクションプランはこちら 【北海道名寄産業高等学校】行動計画(アクションプラン).pdf
酪農科学科の日常をお知らせします
合同発表会の様子をお伝えします
酪農科学科では、個人プロジェクトを実施しました。
「メロンから発進 ~栽培からスイーツ作りで目指す6次産業化計画~」
収穫したメロンと記念撮影
「マカロン製作」
マカロン成功のカギを握る重要工程「マカロナージュ」
「西洋野菜を名寄で栽培 ~珍しい野菜の可能性発見~」
名寄市内のイタリア料理店のシェフにイタリア原産のナスを調理していただきました
「カヌレ製作」
牛乳にバニラビーンズペーストを入れて温め、香りを引き立てます
スクールバス、ラストラン ~ありがとう、坂本さん~
1月30日(木)、名農キャンパスと光凌キャンパスを結ぶスクールバスが、最後の走行を終えました。
開校以来、酪農科学科の生徒のため、昼休みと放課後に運行していただきました。名農キャンパス出発前、名士バス運転手の坂本さんに感謝の気持ちを込めてお花をプレゼントしました。坂本さんからは「これからも頑張って」とエールをいただきました。
酪農学園大学准教授による特別講義を行いました
1月23日(木)、酪農学園大学の飛谷准教授をお招きし、土壌に関する特別講義を行いました。
農業講演会を行いました
1月21日(火)、かんだファームを会場に、農業講演会を開催しました。
名寄農業高校OBである神田勇一郎さんにご講演いただきました。例年、名農キャンパスで講演会を実施していますが、今回は特別に、生徒と教員が農場を訪問し、ホウレンソウを栽培しているハウスの中でご講演いただきました。
前半は農場の概要や「なよろ星空雪見法蓮草」が誕生するまでの取り組みについて説明いただき、後半は収穫体験と試食を行いました。湯通ししたホウレンソウを食べた生徒たちは「甘い!」「いままで食べたホウレンソウとは全然違う」と驚いていました。
収穫作業を行っているハウスの中で講演いただきました。
こちらが主役の「なよろ星空雪見法蓮草」
茎の糖度を測定すると13.3度もありました。
動画を見ながら管理工程を説明していただきました
収穫体験では、土を葉につけないように刷毛で丁寧に根についた土を落とすことを教わりました
収穫したホウレンソウをその場で試食させていただきました
ホウレンソウの甘みに感動しました
最後に木村さんから講演でお礼の言葉を述べ、加藤さんと中西さんから感謝の気持ちを込めて実習製品を贈呈しました。
神田さんから名刺をいただきました
農業クラブ全国大会 農業鑑定競技会〔畜産〕で優秀賞を受賞しました
10月23日(水)・24日(木)に岩手県で開催された農業クラブ全国大会 農業鑑定競技会に酪農科学科3年の植村さんと木村さんが出場し、見事、優秀賞を受賞しました。
農業鑑定競技会は、教科の学習や学校農業クラブ活動で得た農業に関する知識・技術の成果を鑑定・判定・診断・審査技術にわたり、その実力を競い合い、高め合うことで専門的な能力の向上を図ることを目的としています。
木村さんは3年連続、植村さんは2回目の出場です。ふたりは8月の全道技術競技大会後、放課後の学習会はもちろんのこと、下宿先でも勉強に励み、知識と技術を深めてきました。
これまでの学習の成果が実を結び、見事優秀賞を受賞!出場者全員入賞は、名寄産業高校始まって以来の快挙です。
今後もさらに専門的な知識と技術を高めるため、学習に励みます。
名寄から電車、バス、飛行機、新幹線を乗り継ぎ、盛岡に到着
会場へ向かう駅のホームでも勉強していました
会場に到着。全国から集まった生徒で混雑しています。
競技を終え、撮影スポットで記念撮影。
競技後の夕食は、岩手名物「わんこそば」を堪能しました。
24日(木)、大会式典会場で記念撮影。
岩手県内にある農業高校の紹介パネルが展示されていました。
見事、優秀賞を受賞しました。
みずならショップFinalを開催しました
10月18日(金)名農キャンパスで『みずならショップFinal』を開催しました。
酪農科学科では、名寄農業時代から、生徒たちが実習で栽培や加工している花や野菜、加工品などを販売してきました。
令和4年秋に定期的に開店していたみずならショップを閉店しましたが、昨年度から「出張!みずならショップ」として、市内イベントで販売を行ってきました。今年度、酪農科学科最後の販売会として、みずならショップを開店し、市民の皆さまに感謝の気持ちを伝えようと、準備を進めてきました。
当日は天候にも恵まれ、開店前から多くのお客様に来店いただきました。13時半、木村さんが「今年で最後なので寂しさはありますが、愛情を込めて作ったので、販売会を楽しんでください」と挨拶し、販売がスタート。特設会場の「ジャガイモ詰め放題」も好評でした。お買い物を終え、生徒たちに労いの言葉をかけてくださるお客さまもいらっしゃいました。最後のお客さまは、なんと酪農科学科の卒業生でした。記念撮影し、笑顔で販売会を終えることができました。
2年ぶりの復活開催でしたが、みずならショップにかつての賑わいが戻り、達成感と充実感を得ることができました。
長年にわたり「みずならショップ」をご愛顧いただき、ありがとうございました。
開店前の準備の様子
こちらは「ジャガイモ詰め放題」の会場設営
準備万端の店内
すべての準備を終え、笑顔でお客様をお迎えします
みずならショップ開催への思いを伝える木村さん
最後のお客さまは酪農科学科を卒業した先輩でした
『農業高校食彩フェアinアリオ札幌』に参加しました
10月12日(土)イトーヨーカドーアリオ札幌店で、第20回農業高校食彩フェアが開催され、生徒3名が参加しました。
開店前、各校から届いた商品をひとつひとつ検品し、ショーケースに陳列しました。また、自分たちが担当するブースで販売する他校の商品を確認し、お客様に質問されても答えられるように事前学習を行いました。
10時の開店から多くのお客様に来場いただき、パウンドケーキは瞬く間に完売。自分たちが丹精込めて製造した商品を、お客様に説明しながら販売したことで、充実感を得ることができ、今後の実習の励みとなりました。
閉催式では、植村さんが生徒代表挨拶を行い、「食彩フェアをとおして学び合い、経験を共有できたことが、各学校での販売会やイベントでのヒントとなり、大きな力になっていくものと思っています。これからも、道内の農業高校生同士の絆を大切にし、農業高校を盛り上げていきましょう。今回の食彩フェアの成功を、参加した生徒、先生方、そして会場の皆様と喜ぶとともに、これまで、御支援くださったイトーヨーカドー各店の関係者の皆様に心より感謝申し上げます。」と、イベントを締めくくりました。
製品を検品しながら陳列します
開店前のすき間時間に挨拶練習
加工品販売部門の最終打合せ
焼き菓子ブースを担当しました
多くのお客様が開店するのを待ち構えています
接客では、各校のパウンドケーキの特徴を説明しました
閉催式では、植村さんがアリオ札幌店の生徒代表として挨拶を行いました
農事視察研修を行いました。
10月3日(木)、農事視察研修を行いました。
この研修は、青年新規就農者確保対策事業の一環として、道北地域の農業担い手育成のため、道北地域の先進的な農業経営を学び、自らの将来設計に役立てることを目的として実施しています。
今回は富良野市の「有限会社 藤井牧場」を見学しました。藤井牧場は、農場HACCP認証取得、サンドセパレーターの導入、BCPの取り組み、成長支援制度の導入など、ビジネスモデル、マネジメントモデルにおいて、酪農業界として全国初の事例をいくつも取り組んでいる先進的な牧場です。
概要説明では、お腹に優しいミルクとして近年注目されている「A2牛乳」生産までの道のり、成長支援制度による人材育成、環境負荷低減の取り組みについて詳しく説明いただきました。
場内見学では、飼料庫、育成牛舎、搾乳牛舎、ふん尿処理浄化湿地システム(人工湿地と活性汚泥)、サンドセパレーターなど、全ての施設を見学させていただきました。どの施設も衛生環境が整っており、特有の匂いがほとんどありませんでした。特に印象的だったのが、乳牛たちがとてもリラックスしていたことです。おいしい生乳を生産するためには乳牛たちが快適に過ごすための環境づくりが重要であると再認識することができました。
これまでの畜産の学びを振り返るとともに、先進的な酪農経営について学ぶことができ、大変有意義な視察研修となりました。
島津総務部長による概要説明
藤井牧場の経営理念
A2牛乳とチーズ(さけるチーズ、ゴンダチーズ)を試食させていただきました。
いよいよ場内見学
飼料の説明風景
子牛の自動給餌システムの説明
人懐っこい子牛たち
青森県の農業高校出身の従業員さんから説明していただきました。
搾乳牛の牛舎。牛たちがとてもリラックスしています。
牛床に砂を使用しているため、特有の匂いがなく、牛体がきれいなのが印象的でした。
「ふん尿処理浄化湿地システム」の人工湿地。
最後に「富良野未来開拓村」の予定地を見学しました。
智恵文小中学校と3回目の連携学習を行いました
9月6日(金)、智恵文小中学校3・4年生と食育連携学習を行いました。
最終回となる今回は、トウモロコシの収穫と、収穫したトウモロコシなどの野菜を調理して全員で試食する「ミニ収穫祭」を行いました。
木村さんが「今日は最後の連携学習です。収穫してみんなで一日楽しみましょう」と挨拶して連携学習がスタート。
はじめに、児童たちはトウモロコシの収穫を体験しました。続いて、5月に植えたバターナッツカボチャの生育状況を見学しました。
後半は試食会。児童たちは自分で収穫したトウモロコシの皮をむき、調理を手伝ってくれました。その後、炭火でトウモロコシ、ナス、タマネギ、ベーコン、オクラなどを炭火で焼いてみんなで試食しました。デザートには、メロンと2種類のスイカを試食。これら試食に使った野菜や加工品はすべて酪農科学科で栽培・加工したもの。児童たちは「おいしい、おいしい!」と、新鮮な農作物を味わい大満足でした。
最後に、智恵文小中学校4年の清水さんからお礼のお手紙をいただきました。
新聞記者さんから、連携学習が今回で最後となることについて取材を受けました。植村さんは「3年間、子どもたちと一緒にやってきて、自分も成長できた。みんながおいしく食べてくれたので良かった」。木村さんは「1年生の時は緊張したが、回数を重ねて楽しくなった。なくなるのは残念だが、楽しく終われて良かった」。加藤さんは「3年間、子どもたちと一緒で楽しかった」。中西さんは「最後になったけど、子どもたちと一緒に収穫できて楽しかった」と、それぞれ笑顔で語っていました。
まずはご挨拶
トウモロコシを収穫しました
トウモロコシを両手に持って笑顔
カボチャの様子を見ました
収穫したトウモロコシの皮をむきました
収穫したトウモロコシといろいろな野菜を炭火で焼きました
みんな、黙々と食べています
みんな笑顔で大満足の様子
お礼のお手紙をいただきました
最後はみんなでお見送り
智恵文小中学校と2回目の連携学習を行いました
7月11日(木)、智恵文小中学校2~4年生と食育連携学習を行いました。
2回目となる今回は、子どもたちが楽しみにしていた「ピザづくり」です。
はじめに、1回目に植え付けた作物たちの様子を観察し、ピザにトッピングする野菜を収穫しました。
その後、加工室に移動し、ピザづくりがスタート。生地を伸ばしてソースを塗り、本校産の野菜やベーコン、チーズをトッピングして、石窯で焼き上げました。
参加した子どもたちは「カボチャがすごく大きくなっていた。ピザ生地をこねる時『上手だね』って言ってくれたのが嬉しかった。ピザの耳がサクサクでおいしかった。」と感想を話していました。
北北海道学校農業クラブ連盟意見発表大会に出場しました
6月27日(木)・28日(金)北海道剣淵高等学校で開催された北北海道学校農業クラブ連盟意見発表大会に、植村さんと木村さんが出場しました。
大会当日は、審査員の先生方や多くの聴衆の生徒たちに思いが伝わるように堂々と発表し、質疑応答でも自分の考えを力強く述べるなど、練習の成果を十分に発揮しました。惜しくも入賞は逃しましたが、大会終了後は、二人ともすがすがしい表情をしていました。
植村さんは分野1類「農業生産・農業経営」に出場し、自宅における酪農経営の改善策と、酪農科学科で学んだことを踏まえた酪農経営の方策を考察し、酪農危機の先にある安定した経営を目指して、後継者として実践したいこと発表しました。
●植村さんの発表原稿
我が家の酪農経営について考える.pdf
木村さんは分野3類「資源活用・地域振興」に出場し、「酪農を通じて、生まれてきた仔牛の尊さや搾乳後の生乳の温かさ、牛乳は命のおすそ分けであることなど、『命の学び』を多くの人に伝える。」という将来の夢の実現に向けて、酪農教育ファームファシリテーターとしてやりたいことについて発表しました。
●木村さんの発表原稿
ファシリテーション ~未来へつなげ!酪農教育の輪~.pdf
大会を終えてほっと一息。剣淵銘菓のわらび餅で疲れを癒やしました。
名寄西小学校で花壇造成を行いました
6月18日(火)名寄市立名寄西小学校にて、小学1・2年生と花壇造成を行いました。
名寄西小学校では、名寄西小安全安心会議が主催する花壇造成を毎年開催しており、今年度は「産業高校のお花を高校生と一緒に植えられないだろうか」と西小学校の校長先生から依頼があり、実現しました。
生徒たちは、植え付ける花苗の手入れや土の準備、花壇の配色の検討など、事前準備を行いました。
当日は、安全安心会議の皆さんとプランターの土入れや苗の給水などの準備を行いました。市民の方に「きれいなお花ですね。上手に育てましたね。」と声をかけていただきました。
10時25分、児童たちも玄関前に集合し、活動スタート。生徒たちは2年生と一緒にミニヒマワリの種まきと花苗の植え付けを行いました。後半、プランターの植え付けを終えた1年生が合流し、マリーゴールドを植え付けました。
最後に参加者全員で記念撮影を行いました。きれいに仕上がった花壇を見て、生徒たちも満足そうでした。
〔名農キャンパスの温室で出番を待つ色鮮やかな花苗たち。〕
〔プランターに土を入れ、苗をセットしておきます〕
〔次に花壇の準備。花苗の場所とミニヒマワリの種を置く場所に印をつけます。〕
〔配色を考えながら、花壇に植え付ける花苗を選定します。〕
〔開会式で児童たちに紹介していただきました。教頭先生の号令で活動スタート!〕
〔1年生は地域の方々と一緒にプランターに花苗を植え付けました〕
〔2年生は高校生と一緒にミニヒマワリの種まきと花苗の植え付けを行いました〕
〔プランターの植え付けを終えた1年生と一緒に花壇にマリーゴールドの植え付けを行いました〕
〔最後に全員で記念撮影〕
〔きれいに出来上がった花壇〕
北北海道連盟実績発表大会 クラブ活動発表で優秀賞を受賞しました!
6月13日(木)~14日(金)北海道遠別農業高等学校で開催された北北海道学校農業クラブ連盟実績発表大会において、酪農科学科4名が「クラブ活動発表」に出場しました。
クラブ活動発表は、農業クラブ活動を積極的に推進するため、問題解決のための自主的・積極的な態度と能力を養うとともに、クラブ員相互の親睦と連携を深めることを目的として行われます。
令和7年3月に閉校することから、今回の大会が『名寄産業高校農業クラブ』として最後のクラブ活動発表となります。
生徒たちは、これまでの練習の成果を十分に発揮して堂々とし発表しました。
その結果、優秀賞(第3位)を受賞し、全道大会へ出場することになりました。
生徒たちに出場した感想と全道大会への意気込みを聞きました。
*木村さん
名寄産業高校最後の農業クラブとして、4人で協力して練習してきたことが、優秀賞という結果につながりとても感動した。
今年度で閉校となるため、最後の全道実績発表大会になるが、大会に向けて4人で準備し、後悔のない発表をします。
*中西さん
初めて発表者として出場しましたが、今まで練習した成果を十分に発揮できたのでよかったです。まさか選ばれると思わなかったので嬉しかったです。
全道大会では地域大会以上に成果を発揮できるように頑張りたいです。最後の出場になるので、悔いのないように発表したいです。
*加藤さん
今回、初めて大会に参加してみてとても緊張したけど、4人で協力してやりきることができてよかったです。また、他校の発表も聞けたので、今後の参考にできたらと思います。
全道大会に出場することが決まり、はじめは驚いたけど、自分たち4人の活動をしっかり他校にアピールできるように頑張りたいです。
*植村さん
今回は発表補助としてパソコン操作がメインでした。前日の練習では少しトラブルがあって大変でしたが、本番は発表者と息が合って、今までで一番良い発表でした。
最後の実績発表大会になるので、地域大会よりも良い発表になるように準備と練習を重ねていきます。
4人は、8月21日(水)~23日(金)に岩見沢農業高校で開催される全道大会に出場します。
〔前日には、名農キャンパス体育館で、本番を想定した発表練習を行いました。〕
〔会場入り口のフォトスポットで記念撮影〕
〔記録簿公開の様子。他校の記録簿を閲覧しています。〕
〔発表前の控室での様子。集中して練習しています。〕
〔発表を終えて、記念撮影〕
〔農業クラブ会長の木村さんに表彰状が授与されました〕
〔表彰式を終えて記念撮影。素敵な笑顔です!〕
智恵文小中学校と食育連携学習を行いました
5月30日(木)、名農キャンパスの農場にて、智恵文小中学校3年生4名・4年生1名と酪農科学科3年4名が食育連携学習を行いました。食育連携学習は、作物の植え付けから、収穫、加工までを一貫して行うことで「食」に関する知識を学ぶことを目的として行っています。
今日は「花の寄せ植え」と「カボチャの定植」を行いました。
はじめに園芸教室で花の寄せ植えを行いました。
用意した花はマリーゴールド、ケイトウ、キンギョソウ、ペチュニア、サルビア、ベゴニア、ダスティーミラー。温室で好みの花苗を選び、プランターに定植しました。
次に圃場へ移動し、カボチャの定植を行いました。
今回定植したのは「雪化粧カボチャ」と「バターナッツカボチャ」。マルチフィルムを張った畝に専用の道具で穴をあけ、苗を植えつけました。圃場からの帰り道、温室の見学を行いました。これから植え付けるいろいろな野菜の苗を観察しました。
最後に、プランターと一緒に記念撮影をして今日の連携学習は終了です。
おわりの挨拶で、小学生が一人ずつ「今日の楽しかったこと」を発表してくれました。
寄せ植えや定植、温室見学など、高校生と小学生が二人一組で行動していたこともあり、はじめよりぐっと距離が近づきました。
次回は7月。ピザづくりを行います。
はじまりの挨拶。小学生も高校生も緊張気味です。
プランターを持って温室に移動
好きな花を選びます
プランターに土を入れます
ポットから苗を取り出しバランスよく並べます
仕上げに土を入れて完成です
続いてカボチャの定植。高校生と小学生が二人一組になって植え付けを行いました。
最後に温室見学をしました
出来上がった寄せ植えを記念撮影ポイントまで運びました
寄せ植えと一緒に記念撮影
最後に小学生が「今日の楽しかったこと」を発表してくれました。
一緒に過ごしたおかげで、距離がぐっと縮まりました。
花苗・野菜苗販売会、大盛況でした!
5月23日(木)、名農キャンパスで苗販売会を行いました。
曇り空で風が強く吹く中、多くのお客様に来場いただきました。
ありがとうございました。
前日準備、駐車場のライン引きの様子。
当日の様子。木村さんの挨拶で販売スタート。
苗販売会についてお知らせします
苗の生育状況は順調です。
5月23日(木)に開催する苗販売会についてお知らせいたします。
・価格は野菜苗が1本100円(税込)、花苗が1本70円(税込)です。
・来場の際は、苗を入れる物(段ボール箱など)を持参してください。
・午前10時から販売会場手前の受付場所で整理券を配布します。
・販売時間は正午までとなっていますが、売り切れ次第終了となります。
・自動車の入り口は正門のみとし、決められた場所に駐車してください。
・学校敷地外での路上駐車はしないでください。
販売品目は次のとおりです。
※個数制限等、詳細は当日配付するチラシをご覧ください。
《野菜苗》
大玉トマト「桃太郎」 |
《花苗》 ペチュニア |
《イタリア野菜苗コーナー》 バジル ナ ス |
ご来場をお待ちしております
プロジェクト計画発表会を行いました
3月18日(月)6校時の総合実習では、次年度の課題研究に向けた取り組みとして、プロジェクト計画発表会を行いました。
各自が計画したプロジェクト活動の方向性を示すことで、互いのプロジェクト活動内容を理解し、クラブ員一人ひとりの主体的・協働的に取り組む意識を高めることを目的として行いました。
学科長の岡本先生からの講評で、植村さん・木村さんには「酪農家さんで畑や花をきれいに作っている人は、本業もしっかりやっている人が多い。1年間の取り組みが自営に役立つので頑張ってほしい。」、加藤さん・中西さんには「カヌレ・マカロンは名寄であまり売られていないということなので、製品化目指して頑張ってほしい。」とお話しいただきました。
4月10日(水)からの本格始動に向けて、春休み期間中に栽培や製造に関する情報収集や自主学習を行うなど、各自で準備を進めます。
全員目標達成を目指して、酪農科学科一丸となって全力で取り組みます。
★プロジェクトのテーマ★
・植村さん「メロン栽培」
・加藤さん「マカロンの研究」
・木村さん「特殊野菜と花の栽培~植物の魅力と可能性の発信~」
・中西さん「カヌレの研究」
3月4日からプロジェクトの計画・準備を始めました。
各自の研究テーマ・テーマ選定理由・目標・目標達成のための活動・年間活動計画を発表しました。
学科長の岡本先生から講評をいただきました
卒業式に向けてサイネリアの色合わせを行いました
3月1日(金)の卒業証書授与式に向けて、式場を飾るサイネリアを栽培しています。
10月上旬に播種し、11月上旬にポット上げ、12月中旬に鉢増しし、温室で管理してきました。
今日は、花の状態を確認しながら選定し、色合わせを行いました。
卒業証書授与式まであと5日。旅立つ先輩たちを色鮮やかな花で送ります。
色とりどりのサイネリア。3月1日に見ごろを迎えるように栽培管理を行ってきました。
担当の樋口先生から花の状態の確認方法や色合わせについて説明を受け、作業スタート。
色合わせしたサイネリア
2年生が最後の手入れを行いました
育成牛の出荷に向けて、2年生が最後の手入れを行いました。
最後の体尺測定として、手分けして各部位の測定を行いました。このデータは科目「農業情報処理」で活用します。
次にボディーメンテナンス。始めにブラシでお湯を掛けながら毛と皮膚の汚れを浮かせます。次に専用の洗剤を毛に擦りつけ、背中からお腹に向かってブラシでこすりながら汚れを落としていきます。前回3年生がブラッシングをしていることもあり、3頭ともスムーズに洗うことができました。最後に、ブラシで毛についた水を切りながら毛並みを整えました。
3頭とも美牛になりました。2頭は明日の朝、1頭は明後日の午後、新天地に向かいます。
まずは体高測定。
体洗いスタート!ブラシでお湯をかけながら汚れを浮かせていきます。
次に洗剤をつけて擦っていきます。
少し緊張気味の牛たち。
細かいところまで丁寧に洗います。
感謝の気持ちを込めて洗います。
3頭とも、とてもきれいになりました。
最後に記念撮影。
農業講演会を実施しました
5・6校時、鈴木ビビッドファーム代表取締役 鈴木 康裕 様を講師としてお招きし、農業講演会を実施しました。
講演会に向けた事前学習として、22日(月)の課題研究で「ビビッドポーク試食会」を行いました。試食した「ロース」「肩ロース」「モモ」「バラ」の4種の特徴について、本校教諭から説明を受けた後、スライスした各部位(肉)を1枚ずつ湯通しし、薄味のだし汁につけていただきました。
講演会では、生徒が講師と対話しやすいように演台を設置せず、講師を囲んだ座談会形式で実施しました。
講師の鈴木様からは、養豚を始めるまでの経歴や、養豚に対する思いなどをお話ししていただきました。「工業高校で勉強したことが、今の仕事にも役立っている。」というお話に、生徒は惹きつけられていました。
また、講師のホクレン旭川支所畜産生産課 梶原様からは、「養豚講習会」と題して、鈴木ビビッドファームの経営体系(一貫経営)の概要のほか、肉豚の日齢と飼料やSPF認定農場、豚肉の格付けなどを詳しく説明していただきました。「1頭の豚を出荷するために約300kgの資料が必要。ライフステージにあわせて適切な飼料の切り替えを行うことが重要」との説明を聞いた生徒からは、「飼料の価格高騰によりどのくらい経費が増えたのですか」など、これからの農業の担い手を意識した質問がありました。
生徒たちは、農業経営はもとより、高校生活での経験が社会に出たときにどう生かされるのかや、これからの高校生活をどのように過ごせばいいのかなど、多くのことを学ぶ機会となりました。
【事前学習の様子】まずは豚肉基礎講座
いよいよ試食会。今回用意したのは「ロース」「肩ロース」「モモ」「バラ」の4部位。
1枚ずつ丁寧に湯通しして食べ比べます。
【講演会の様子】
講師と生徒たち距離を近づけるよう座談会形式で行いました。
まずは生徒から自己紹介。好きな豚肉の部位や豚肉料理、試食しての感想などを交えながら自己紹介を行いました。
鈴木様は、家業である養豚業を引き継ぐまでの道のり、養豚に対する思いなどを語ってくださいました。
講師の鈴木様
生徒からの質問にも丁寧に答えていただきました。
ホクレン旭川支所畜産生産課の梶野様からは「養豚講習会」と題し、てご講演いただきました。鈴木ビビッドファームの経営体系(一貫経営)の概要、SPF認定農場になるために必要なこと、肉豚の日齢と飼料についてなど、専門的な内容を分かりやすく説明してくださいました。
生徒を代表して2年木村さんからお礼の言葉を伝え、製品の詰め合わせを贈呈しました。
3年が育成牛の手入れをしました
5・6校時 3年畜産の授業で、育成牛たちの手入れを行いました。
まずは体尺測定。放牧後、牛舎内で生活しているためなかなか姿を見ることができませんでしたが、驚くほど成長していました。
つぎにボディーメンテナンス。毛についた汚れを専用のブラシで取り除く「ブラッシング」を行いました。ブラッシングは血液循環を改善するだけでなく、皮膚からほこりやその他の汚れも取り除くことができ、かゆみも抑えられます。 ブラッシングは牛にとってリラックス効果があります。
生徒たちは牛の体に触れながら、丁寧にブラシ掛けを行っていました。牛たちはとても気持ちよさそうにしていました。
しっぽの毛に絡みついた汚れを無理に引っ張ってしまうと、ストレスになってしまいます。そのため、お湯の入ったバケツにしっぽを浸けて優しく揉み、汚れを柔らかくしてからブラッシングしました。
3頭とも美人さんになりました。
いろいろなブラシを使って毛についた汚れを落としていきます。
「結構、力を入れても大丈夫」とコツを聞きながらブラッシングを行っていました。
みなさん、気持ちよさそうです。
収穫感謝祭を開催しました
10月17日(火)1~4校時に、収穫感謝祭を開催しました。
収穫感謝祭は、日頃の実習成果である農畜産物の恵みに感謝するとともに、農産物を食すことで命のありがたさを考える機会をつくることを目的として実施する、農業高校からの伝統行事です。今年も様々な自然環境に左右されながらの栽培となりましたが、生徒たちが農業実習に一生懸命に取り組んだ結果、たくさんの農産物を収穫することができました。
生産報告・奉納では、畜産部門・農業部門・加工部門の4月~10月までの収量及び売上金額、実習の成果などを発表し、各部門の生産物を祭壇に奉納しました。その後、代表者による杵入れを行いました。今年度の実習の無事と収穫に感謝する大切な式に生徒たちは真剣な態度で臨んでいました。
会食のメニューは、生産した農畜産物を使った「カレーライス」と「お雑煮」。ジャガイモの皮むきやタマネギのスライスなど、生徒全員で具材の準備をしました。水稲実習でお世話になった加藤さんや、農場管理を行っている現場職員の皆さんも会食にお招きし、全員で美味しくいただきました。
開会式での農業クラブ会長の挨拶
生産報告のあと、生産物を奉納しました
校長・農業クラブ会長による杵入れ
2回目の餅つきは生徒たちが最初から行いました。つく前にもち米を潰します。
丸めたお餅。杵つきのお餅は腰が強く、粘り強いです。
カレートッピングの「骨付きモモ肉」を発見した時の歓喜の様子
最後にお雑煮とカレーを奉納しました
すべての奉納物を奉納した祭壇
水稲実習でお世話になった加藤さんをお招きし、会食しました
収穫実習(2年)
昨日に引き続き、今日も清々しい秋晴れ。
2年生物活用の実習で、サツマイモとアトランティックジャイアントを収穫しました。
アトランティックジャイアントは、一番大きいもので130kg。大きいものは名農キャンパスの正門前に、小さなものは光凌キャンパスの玄関に飾りました。
収穫実習(3年)
秋晴れの中、3年グリーンライフの実習で、たわわに実った落花生と、立派に育ったサツマイモを収穫しました。
サツマイモは予想をはるかに超える大きさで、掘り出すのも一苦労。3年生4人がかりで収穫しました。
食彩フェアに参加しました
10月7日(土)イトーヨーカドーアリオ札幌店で、第19回農業高校食彩フェアが開催され、生徒2名が参加しました。
6日(金)の前日準備では、各校から届いた商品をひとつひとつ検品し、ショーケースに陳列しました。また、自分たちが担当するブースで販売する他校の商品を確認し、お客様に質問されても答えられるように事前学習を行いました。
7日(土)当日は、多くのお客様に来場いただき、パウンドケーキは瞬く間に完売。自分たちが丹精込めて製造した商品を、お客様に説明しながら販売したことで、充実感を得ることができ、今後の実習の励みとなりました。
検品の様子。入荷個数やラベルの状態などを入念にチェックします。
今回はパウンドケーキと肉製品を販売しました。
会場は多くのお客様で大賑わいでした。
大型スクリーンで実習風景が放映されました。
農事視察研修を行いました
9月28日(木)、農事視察研修を行いました。
この研修は、青年新規就農者確保対策事業の一環として、道北地域の農業担い手育成のため、道北地域の先進的な農業経営を学び、自らの将来設計に役立てることを目的として実施しています。
今年度は、美瑛町にある『株式会社ファームズ千代田』を訪問しました。この牧場は、動物たちと自由にふれあえる「ふれあい牧場」のほか、牧場で育てた「びえい和牛」や「ジャージー牛乳」を飲食できる「ファームレストラン千代田」など、一貫生産牧場や乳製品の加工所、人工授精所等、幅広く事業を展開しています。
代表取締役社長のアブガンドロージン・アバラゼデさんから会社概要や理念、各事業の特徴的な取り組みやこだわりなどを説明していただきました。
各施設の見学では、牛舎内での臭いを軽減させるための環境づくりのほか、飼料としてビールかすや酒粕などを与えることで牛の腸内環境を整えるなど、アニマルフェルフェアの考え方を取り入れた「人にも動物にも優しい牧場づくり」について説明がありました。質疑応答では、事前学習で疑問に感じたことなどを、丁寧に解説してくださり、より一層学びを深めることができました。
昼食は、代表取締役専務の石戸谷さんのご厚意で、「びえい和牛」の焼肉ランチと、デザートに「ジャージー乳のドリンクヨーグルト」をいただきました。
酪農経営や牧場への想いに触れ、動物たちへの愛情が注がれた施設を見学し、畜産物として美味しくなど、とても有意義な研修となりました。
家畜人工授精所で和牛の一貫生産について説明を受けました。
アバラゼデさん自慢の種牛たち。
種付け後の母牛。夏には草地に放牧し、できるだけストレスのない環境で育てます。
育成牛たち。どの牛舎もとてもきれいで、特有のにおいもありませんでした。
ジャージー牛の牛舎。牛床に傾斜をつけることで牛体が汚れるのを防ぎます。
牛床も牛体もとてもきれいです。
ふれあい牧場の人気者、ポニー。生徒達も様々な動物と触れ合っていました。
質疑応答では、事前学習で考えた質問をし、学びを深めました。
昼食にびえい和牛の「焼肉ランチ」をいただきました。ボリューム満点で大満足でした。
デザートにいただいたドリンクヨーグルト。濃厚なのにさらりとした口当たりで、ジャージー乳のおいしさがぎゅっと詰まっていました。
※アニマルウェルフェア(Animal Welfare・家畜福祉)とは、感受性を持つ生き物としての家畜に心を寄り添わせ、誕生から死を迎えるまでの間、ストレスをできる限り少なく、行動要求が満たされた、健康的な暮らしができる飼育方法をめざす畜産のあり方です。
智恵文小学校との連携学習を行いました
智恵文小学校と酪農科学科との連携学習を名農キャンパス農場で実施し、圃場見学とスイートコーンの試食を行いました。
両校では平成23年度から、農業や食について学ぶ連携学習を展開。令和元年度から新型コロナウイルスの影響で中止していましたが、昨年度から再開。本年度は全3回の連携学習を企画しました。6月にスイートコーンの播種、7月に石窯ピザづくりを行い、今回がいよいよ最終回。智恵文小学校3・4年生2名が参加し、酪農科学科3年生4名が指導に当たりました。
はじめに、6月に植え付けしたスイートコーン(ピュアホワイト)の生育状況について説明しました。途中、キツネやアライグマによって荒らされたところもありましたが、無事8月に収穫したことを報告しました。
次に圃場見学。牛舎にいる育成牛の餌やり体験では、寄ってくる牛たちに戸惑いながらも、甘えてくる牛の顔を優しく撫でていました。アトランティックジャイアントの観察では、「大きくて重たい」と言いながら、力強く持ち上げていました。
見学後に、ピュアホワイトの焼きトウモロコシ、丹波黒大豆の焼き枝豆、タマネギとベーコンの串焼き、金色羅王のカットスイカで、ミニ収穫祭を開催しました。小学生も高校生も秋の味覚を堪能し、大満足でした。
育成牛の餌やりを行いました。
大きく育ったアトランティックジャイアント
茹でたスイートコーンに醤油を塗りながら焼きました。仕上げにバターを塗ってできあがり。
天候にも恵まれ、すてきなミニ収穫祭となりました。
削蹄講習を行いました
5・6時間目、菅原道北削蹄所の方による削蹄講習を行いました。
削蹄とは、牛の蹄を切り揃え、整える作業のことで、人間に置き換えると『爪切り』です。伸びすぎていびつな形になった蹄の過剰な成長を矯正して、蹄における荷重バランスを調整し、蹄の機能を回復させることを目的としています。
削蹄の目的や方法、使用する道具などについて説明を受けた後、削蹄の様子を見学しました。実践として、削蹄するために重要な「保定」の方法を学びました。「定期的に蹄のチェックをすることで病気の早期発見や牛の健康の向上につながる。そのためには安全に保定することが大事。」と説明いただきました。
削蹄師のみなさんの経歴や仕事に対する思いなども聞くことができ、大変有意義な時間となりました。
策定前、牛たちをきれいに洗います。
削蹄の目的や効果、削蹄の種類、削蹄の流れなどを説明していただきました。
削蹄に使用する道具をひとつひとつ説明していただきました。
道具の実演の様子。
削蹄するために重要な「保定」の方法を学びました。正しく保定すると両手が自由になり、安全に削蹄することができます。
削蹄師のみなさんの経歴や仕事に対する思いなども聞くことができ、大変有意義な時間となりました。
稲刈り実習を行いました
加藤農場でコンバインによる稲刈り実習を行いました。
5月に田植え実習、7月にドローンによる肥料散布見学を行い、今回が3回目です。
加藤さんから指導を受けながらコンバインを操作しました。刈り残さないように真っすぐに走らせるのが難しかったです。
GPSやドローンなど、ICTを活用した先進的な農業を体験することができ、大変貴重な実習となりました。
トルコキキョウの収穫を行いました
トルコキキョウの収穫を行いました。
トルコキキョウは、花卉類の中で種子が最も小さく、栽培が非常に難しいため、一般的には苗から栽培しますが、今回は種子から栽培しました。播種から5ヵ月後の9月上旬、色とりどりのトルコキキョウが開花しました。
収穫したトルコキキョウを、生活文化科の先生に生けていただきました。
職員玄関に飾ると、とても華やかな雰囲気になりました。
◎トルコキキョウの花言葉
『 優美 』『 すがすがしい美しさ 』『希望 』『 良い語らい 』『思いやり 』『 あなたを思う 』
名農キャンパス「ひまわりプロジェクト」、進行中!
「国道沿いの畑にひまわりを咲かせていたんだよ。」
名寄農業高校から農場を担当する先生の話をきっかけに、「ひまわりプロジェクト」をスタートさせました。
5月中旬から国道沿いの休耕田を耕し、6月に播種しました。
しばらくは雑草と背比べをしていましたが、7月下旬からぐんぐんと丈を伸ばし、8月4日には、一輪のひまわりが開花しました。
ひまわりが一面に広がる畑になるには、もう少し時間がかかりますが、徐々に緑色から黄色に変わっていく様子、そして満開の様子を随時お伝えしますので、どうぞご期待ください。
親子ものづくり教室の様子
酪農科学科では、「本格ピザをつくりましょう!」を行いました。
智恵文小学校との連携学習を行いました
智恵文小学校と酪農科学科との連携学習を名農キャンパス加工室で実施し、児童がピザづくりを行いました。
両校では平成23年度から、農業や食について学ぶ連携学習を展開。令和元年度から新型コロナウイルスの影響で中止していましたが、昨年度から再開。本年度は全3回の連携学習を企画しています。
今回は2回目。智恵文小学校2・3・4年生の6名が参加し、酪農科学科2・3年生の8名が指導に当たりました。
はじめに、圃場で前回定植したトウモロコシの生育状況を確認しました。本校3年生が今までどのような管理をしてきたのかを説明しながら、一緒に観察しました。苗を定植したトウモロコシと直播したトウモロコシ、どちらも順調に成長していました。
次に、見本園のスイカやカボチャの様子を見る予定でしたが、雨が強まり断念。圃場見学の後に温室で栽培しているバジルを収穫して加工室へ移動する予定でしたが、急遽バジルのプランターを玄関に設置し、バジルの収穫を行いました。
加工室に移動し、いよいよピザづくり。伸ばしたピザ生地にトマトソースを塗り、本校で生産したベーコンとアスパラガスをトッピングし、最後にモッツァレラチーズをたっぷり載せて、ピザが完成。本校職員の手作りの石窯にピザを入れ、本場の石窯にも劣らない火力で一気に焼き上げました。オーブンでは味わえない香ばしさが食欲をそそりました。指導に当たった生徒は、手本を見せたり、笑顔で話しかけたりしながら、児童の体験をサポートしました。この日のピザランチは、みんなお腹いっぱいになりました。
次の連携学習は、秋に収穫体験を予定しています。
①はじまりのあいさつ
②トウモロコシの生育状況を確認(元気に成長しています)
③ピザの仕上げに使うバジルを収穫
④ピザづくりをしている3・4年生
⑤ピザづくりをしている2年生
⑥本校で製造したチーズをたっぷりトッピング
⑦出来上がった具だくさんのピザ
⑧手作りの石窯で焼き上げます
⑨石窯で一気に焼き上げます
⑩手作りピザで昼食タイム(小学生も高校生もおなかいっぱいピザを食べました)
⑪最後は全員で児童を見送りました
(祝)北北海道意見発表大会で2年木村さんが入賞
6月29日(木)・30日(金)北海道遠別農業高等学校で開催された「令和5年度北北海道学校農業クラブ連盟意見発表大会」に、3年深尾さんと2年木村さんが出場しました。
大会に向けて、何度も原稿を読み込み、発表練習を毎日行ってきました。発表直前の練習は、大会をイメージしながら、ホテル近くの公園で行いました。しっかりと声を出して練習できたことで、自信をもって本番を迎えることができました。
結果は、分野Ⅰ類に出場した深尾さんは惜しくも入賞を逃しましたが、分野Ⅲ類に出場した木村さんが「優秀賞」を獲得し、全道大会への切符を手に入れました。意見発表での全道大会出場は6年ぶりとなります。
全道大会は8月31日(木)・9月1日(金)北海道遠別農業高等学校で行われます。酪農への熱い思いを多くの方に届けるために、今後も練習を重ねて、より一層発表力に磨きをかけますので、応援よろしくお願いします!
【発表題目】
分野Ⅰ類 「牛舎内の感染予防における愛玩動物の飼育禁止について」
分野Ⅲ類 「死守!酪農。夢へと続く第一歩」
表彰式・閉会式を終えて記念撮影
朝の練習風景
廣瀬清純元校長に高齢者叙勲を伝達
令和5年6月28日(水)、名寄産業高校名農キャンパス(旧名寄農業高校)校長室を会場として、高齢者叙勲を受章された元北海道名寄農業高等学校長の廣瀬清純(ひろせ きよずみ)氏に対し、名寄産業高等学校八丁正樹校長による叙勲伝達式が執り行われました。
『瑞宝小綬章』(高齢者叙勲)は、内閣府により、教育分野で顕著な功績を挙げた方に対して、年齢満88歳に達した機会に勲章を授与することとし、昭和48年6月以降、毎月1日付けで実施しているものです。
廣瀬先生は、昭和10年に鷹栖町でお生まれ、昭和34年4月に鷹栖村立鷹栖高等学校教諭を皮切りに、平成7年3月定年退職までの36年間、7校の公立学校を歴任されました。
北海道名寄農業高等学校には、昭和44年から教諭として、平成元年から教頭として、平成4年には校長として、農業教育の充実・発展に務められました。
長きにわたり本道の農業教育の発展と、農業教育を担う教職員の育成にご尽力され、このたび『瑞宝小綬章』を受章されました。
伝達式には、名寄農業高等学校在職中に勤務していた職員もお祝いにかけつけ、職員代表として大沼先生より花束が贈呈され、和やかな雰囲気となりました。
受賞者挨拶では、これまでの農業教育への想いを語り、「これからも健康に留意し、社会に役立つように頑張っていきます」と力強い言葉で締めくくられました。
八丁校長より叙勲伝達
大沼先生より花束贈呈
農業教育への想いを語る廣瀬先生
瑞宝小綬章とともに記念撮影
本校職員とともに記念撮影
旧職員大沼先生・照井先生との談話風景
ハスカップの収穫を行いました
本日5・6校時の2年総合実習・3年課題研究ではハスカップの収穫を行いました。
本校のハスカップの木は名寄農業高校から手入れを行っており、毎年多くの立派な実をつけます。5月上旬に花が咲き、6月上旬から実が色づき始め、6月下旬の今が収穫適期。
酪農科学科総出で、葉に隠れたハスカップの実を一つひとつ丁寧に収穫しました。
今日の最高気温は29℃。こまめに給水しながら黙々と収穫をし、2時間ですべての木から実を収穫することができました。
収穫したハスカップは選別を行った後、水洗いして冷凍保存し、販売時期に合わせてジャムを製造します。
智恵文小学校との連携学習を行いました
智恵文小学校と酪農科学科との連携学習を名農キャンパス農場で実施し、児童がスイートコーン苗の植え付けなどを体験しました。
両校では平成23年度から、農業や食について学ぶ連携学習を展開。令和元年度から新型コロナウイルスの影響で中止していましたが、昨年度から再開。本年度は全3回の連携学習を企画しています。
初回は、智恵文小学校3・4年生2名が参加し、酪農科学科3年生4名が指導に当たりました。児童はスイートコーン(ピュアホワイト)苗の植え付けを体験。生徒が事前に準備した資料を使って、今回作付けする作物について説明しました。圃場に移動し、種の直播のほか、播種後2週間が経過した苗を移植ごてで1本1本丁寧に植え付けました。その後農場内を散策。見本園では定植された落花生、カボチャ、スイカなどの生育状況のほか、果樹園ではハスカップやブルーベリーについて学習しました。
指導に当たった生徒は、手本を見せたり、笑顔で話しかけたりしながら、児童の体験をサポートし、児童たちは農業への理解を深めていました。
連携学習は、この後加工体験や収穫体験も予定しています。7月の加工体験では、智恵文小学校2~6年生13名の参加を予定し、石窯でピザづくりと昼食会を計画しています。
①作成した資料を使ってスイートコーンの説明をしました。
②植え付けるための穴を開けています。
③育苗箱から苗を取り出し、元気な苗を選別しています。
④1本1本丁寧に植えていきました。
⑤見本園の見学。ハロウィンカボチャでおなじみの「アトランティックジャイアント」の説明をしています。
⑥最後は全員で見送りました。
校内技術競技会でこれまでの学習成果を発揮
6月6日(火)、名農キャンパスを会場に校内技術競技会を開催し、酪農科学科の生徒が農業鑑定競技の各部門に出場しました。
農業鑑定競技は、日頃の農業科目における知識や技術を競い合い、高め合うことで専門的な能力の向上を図ることを目的として、農業及び畜産の各分野に関する専門的な問題が出題され、本年度は体育館を競技会場として、全国大会等と同じ設定で実施しました。
出場した生徒は、初めて挑戦する問題にも真剣な眼差しで向き合い、限られた時間の中で日頃の学習の成果を発揮していました。
競技終了後は、競技会場に模範解答が公開され、生徒間で問題を振り返る様子が見られました。本大会での入賞者4名は、8月8日(火)に帯広農業高等学校で開催される全道技術競技大会に出場します。全道最優秀賞を目指して頑張ります!
①1問20秒で答えていきます。
②展示物をよく見て答えを選んでいきます。
③最後の2問は計算問題。40秒で答えます。
④終了後は模範解答の公開。何問正解したか確認しています。
⑤校長先生からノギスの読み方を教わっています。
⑥生徒と教員で問題の振り返りをしています。
放牧が始まりました
畜産部門では現在3頭の育成牛を育成しています。
今週から放牧地への放牧が始まりました。広い放牧地を歩き回り、新鮮な草を食べています。撮影していると、近づいてきてくれました。産まれた時から生徒たちが管理してきたこともあり、とても人懐っこいです。
これからも愛情込めて育てます。
農業体験実習を行いました
春、加藤ファームの加藤さんから「名寄はもち米の産地。せっかくならうちの圃場で実習しませんか?」とお声がけいただき、2年4名が水稲実習を実施することとなりました。
今回は田植え実習。従来の田植え機とGPSを搭載した田植え機を操作させていただきました。どちらの機械とも今まで同様の人員が必要ですが、GPSを搭載した田植え機は軌道を制御してくれるため、従来の田植え機と比較すると運転手の負担がかなり軽減できることを体験することができました。
今後は夏にドローンによる防除作業の見学、秋にコンバインによる収穫実習を計画しています。
酪農科学科はこれからも地域とともに農業教育を行っていきます。
①今回お世話になる加藤ファームの加藤さんから説明を受けます。
②植え付ける苗
③ますは田植え機に苗をセットします。
④機械操作について説明を受けます。
⑤GPSを搭載した田植え機は手を放してもまっすぐ走行します。
⑥こちらはマーカーに沿って手動で調整しながら走行します。
3年食品製造でバジルの加工実習を行いました
温室ですくすくと育ったバジルで「ジェノベーゼソース」をつくりました。
バジルの葉だけを丁寧に摘み取り、水洗いします。水分が残らないようにペーパータオルで拭き取り、バジルの下処理完了。ミキサーに松の実とオリーブオイルを入れ、なめらかになるまで撹拌したら、バジルを投入しさらに撹拌します。
色鮮やかなバジルソースが完成しました。
①グリーンライフの授業で育てたバジル。元気に茂っています。
②葉を傷つけてしまうと変色してしまうので細心の注意を払って摘んでいきます。
③先端の芽の部分はえぐみの元になるので葉だけを使います。
④水洗い後、葉が重ならないようにペーパータオルに敷いていきます。
⑤葉を傷つけないように優しく押さえて水分を取ります。
⑥松の実とオリーブオイルをミキサーにかけてペースト状にします。
⑦バジルを2~3回に分けてミキサーに投入し、ペースト状にします。
⑧できたてのジェノベーゼソース。色鮮やかです。蓋を開けた瞬間、実習室にバジル
のいい香りが広がります。
⑨仕上げに塩をひとつまみ。味が引き締まります。
⑩瓶に詰め、表面に変色防止のためのオリーブオイルを少量入れて完成です。品質を保つため冷凍保存します。
3年グリーンライフで播種を行いました
いよいよ名農キャンパスでの今年度の授業がスタートしました。
今日は酪農科学科3年4名で播種を行いました。品目は黒大豆・ネギ・落花生・スイカ・カボチャです。この他に、昨年度から栽培している観賞用カボチャ「アトランティックジャイアント」も播種しました。昨年度より大きなカボチャにしようと意気込んでいます。
播種後は温室に移動し、水やりをして、発芽するのを待ちます。定植は土が温かくなる5月中旬頃。それまでしっかり管理して、丈夫な苗に育てます。
ポット穴に紙を置き、土をふわっと 詰め、中央に種を埋めていきます。品目によって埋める深さが違います。4人の連携プレーによりスムーズに作業できました。
ネギの種子は“ばらまき”という方法で播種します。一般的な長ネギのほか、肉質がやわらかく、加熱するととろりとした食感で、鍋料理やすき焼きに最適な「下仁田ねぎ」を播種しました。
特にお知らせはありません。