2024年1月の記事一覧
2年生が最後の手入れを行いました
育成牛の出荷に向けて、2年生が最後の手入れを行いました。
最後の体尺測定として、手分けして各部位の測定を行いました。このデータは科目「農業情報処理」で活用します。
次にボディーメンテナンス。始めにブラシでお湯を掛けながら毛と皮膚の汚れを浮かせます。次に専用の洗剤を毛に擦りつけ、背中からお腹に向かってブラシでこすりながら汚れを落としていきます。前回3年生がブラッシングをしていることもあり、3頭ともスムーズに洗うことができました。最後に、ブラシで毛についた水を切りながら毛並みを整えました。
3頭とも美牛になりました。2頭は明日の朝、1頭は明後日の午後、新天地に向かいます。
まずは体高測定。
体洗いスタート!ブラシでお湯をかけながら汚れを浮かせていきます。
次に洗剤をつけて擦っていきます。
少し緊張気味の牛たち。
細かいところまで丁寧に洗います。
感謝の気持ちを込めて洗います。
3頭とも、とてもきれいになりました。
最後に記念撮影。
農業講演会を実施しました
5・6校時、鈴木ビビッドファーム代表取締役 鈴木 康裕 様を講師としてお招きし、農業講演会を実施しました。
講演会に向けた事前学習として、22日(月)の課題研究で「ビビッドポーク試食会」を行いました。試食した「ロース」「肩ロース」「モモ」「バラ」の4種の特徴について、本校教諭から説明を受けた後、スライスした各部位(肉)を1枚ずつ湯通しし、薄味のだし汁につけていただきました。
講演会では、生徒が講師と対話しやすいように演台を設置せず、講師を囲んだ座談会形式で実施しました。
講師の鈴木様からは、養豚を始めるまでの経歴や、養豚に対する思いなどをお話ししていただきました。「工業高校で勉強したことが、今の仕事にも役立っている。」というお話に、生徒は惹きつけられていました。
また、講師のホクレン旭川支所畜産生産課 梶原様からは、「養豚講習会」と題して、鈴木ビビッドファームの経営体系(一貫経営)の概要のほか、肉豚の日齢と飼料やSPF認定農場、豚肉の格付けなどを詳しく説明していただきました。「1頭の豚を出荷するために約300kgの資料が必要。ライフステージにあわせて適切な飼料の切り替えを行うことが重要」との説明を聞いた生徒からは、「飼料の価格高騰によりどのくらい経費が増えたのですか」など、これからの農業の担い手を意識した質問がありました。
生徒たちは、農業経営はもとより、高校生活での経験が社会に出たときにどう生かされるのかや、これからの高校生活をどのように過ごせばいいのかなど、多くのことを学ぶ機会となりました。
【事前学習の様子】まずは豚肉基礎講座
いよいよ試食会。今回用意したのは「ロース」「肩ロース」「モモ」「バラ」の4部位。
1枚ずつ丁寧に湯通しして食べ比べます。
【講演会の様子】
講師と生徒たち距離を近づけるよう座談会形式で行いました。
まずは生徒から自己紹介。好きな豚肉の部位や豚肉料理、試食しての感想などを交えながら自己紹介を行いました。
鈴木様は、家業である養豚業を引き継ぐまでの道のり、養豚に対する思いなどを語ってくださいました。
講師の鈴木様
生徒からの質問にも丁寧に答えていただきました。
ホクレン旭川支所畜産生産課の梶野様からは「養豚講習会」と題し、てご講演いただきました。鈴木ビビッドファームの経営体系(一貫経営)の概要、SPF認定農場になるために必要なこと、肉豚の日齢と飼料についてなど、専門的な内容を分かりやすく説明してくださいました。
生徒を代表して2年木村さんからお礼の言葉を伝え、製品の詰め合わせを贈呈しました。
3年が育成牛の手入れをしました
5・6校時 3年畜産の授業で、育成牛たちの手入れを行いました。
まずは体尺測定。放牧後、牛舎内で生活しているためなかなか姿を見ることができませんでしたが、驚くほど成長していました。
つぎにボディーメンテナンス。毛についた汚れを専用のブラシで取り除く「ブラッシング」を行いました。ブラッシングは血液循環を改善するだけでなく、皮膚からほこりやその他の汚れも取り除くことができ、かゆみも抑えられます。 ブラッシングは牛にとってリラックス効果があります。
生徒たちは牛の体に触れながら、丁寧にブラシ掛けを行っていました。牛たちはとても気持ちよさそうにしていました。
しっぽの毛に絡みついた汚れを無理に引っ張ってしまうと、ストレスになってしまいます。そのため、お湯の入ったバケツにしっぽを浸けて優しく揉み、汚れを柔らかくしてからブラッシングしました。
3頭とも美人さんになりました。
いろいろなブラシを使って毛についた汚れを落としていきます。
「結構、力を入れても大丈夫」とコツを聞きながらブラッシングを行っていました。
みなさん、気持ちよさそうです。
特にお知らせはありません。