高校建築デザインコンクールで優秀作品賞を受賞しました
2月28日(水)、令和5年度高校生建築デザインコンクール賞状伝達式が開催されました。
このコンクールは、建築系学科を設置している道内の高校に在籍している生徒を対象に、道が整備する公共建築物のデザインについて、高校生らしい夢のあるユニークなアイデアを募集するものです。5校から応募された49作品の中から10作品の入選が決定し、上川管内では本校から応募した作品が優秀作品賞に選ばれました。
本年度の設計課題は「きた住まいるヴィレッジに建つ、子育てが楽しくなる北方型住宅」。自然豊かな南幌町で、地域に根差し、家庭でのびのびと子育てを楽しむことができる北方型住宅を提案すること。
両作品とも斬新なアイデアが随所に取り入れられたデザインになっています。
新聞記者からのインタビューで、北田さんは「電車の時間があるので、限られた時間での作業でしたが、3年間を共にした友人とデザインや設計を行い、賞を取れて嬉しかったです。」、橋本さんは「(賞を)獲れると思っていませんでした。締め切りのギリギリまでやって完成して提出して、このような賞が取れたので嬉しいです。」、川上さんは「素直にうれしい。大きな作品に挑戦したのが初めてだったので不安もあったが先生のサポートのおかげでここまでこれました。」と喜びを語りました。
北田さん・橋本さんの作品名「家族円満 ーstory of creating a Familyー」
木造2階建てで、1階はキッチンから子どもたちの様子を見ながら料理することができ、玄関以外にウッドデッキからも出入りできるようになっています。2階は階段の位置を建物の真ん中にすることで、デッドスペースを極力減らし、部屋まで行くことができるようになっています。建物の高い部分に採光用の吹き抜けの側窓を4枚配置したり、3室備えた子ども部屋は同じ広さにするなど工夫しました。
川上さんの作品名「一家団らん ーWarm familyー」
木造平屋建て。子ども部屋は、家の片側に同じ形状のものを3つ並べてあり、それぞれの部屋からリビングに出入りできるようになっています。3部屋とも窓を大きめにデザインし、日光を取り入れやすくしています。子ども部屋とリビングの間にある段差を利用して採光用に高さ50cmのスリット窓を設けています。
旭川建設部の大槻部長より賞状と記念品が授与されました
伝達式後の懇談では、受賞の喜びや作品に対する思いなどを話していました。
新聞記者の皆さんからの質問に、模型を使って説明しました
受賞作品とともに記念撮影
特にお知らせはありません。